2008年4月 6日 (日)

100万馬券!

昨日は仕事終わりの午後から横浜へ行き、とって返して有楽町へ。ラ・マンチャの男の初日を観劇。3列斜め前に着物を着たきれいな女性とどこかで見たことのあるような2歳くらいの子供が座ってた。なんと染五郎の奥様と息子さんでした。染ちゃんにそっくりだ。まあ、もう商業演劇の最たるものだからどうのこうのと言うつもりはないけどだだひとつだけ、パンフレットの写真が前回(3年前?)の使い回しでがっかり。3年前も書いたけど松たか子よそろそろラ・マンチャは卒業しようよ。

4月6日(日)

 大阪杯(阪神11R)

過去には無い右下がり型タイプBで決着。阪神競馬場の改装の影響か。3番・4番・9番に合う展開だった。7番メイショウサムソンには不向きな流れ。しかし8番・6番にも不向きなはずだったが・・・。

    1着 ○  9番 ダイワスカーレット(1番人気)

    2着 -  8番 エイシンデピュティ(7番人気)

    3着 △  6番 アサクサキングス(4番人気)

     3連単  9-8-6   28050円

 ダービー卿CT(中山11R)

ねらい通りの平坦型に近い右下がり型タイプAで決着。が、本命に押した1番が4着で爆死。実は16番と1番どちらに◎を打とうか迷った。さらに3着の14番も予想の中に入ってた。しかしビリ人気でやむなく切ったのだった。馬連は取れたのに、っていうか1番が3着だったら10万馬券だったのに。

    1着 ○ 16番 サイレントプライド(4番人気)

    2着 △  5番 ドラゴンウェルズ(9番人気)

    3着 - 14番 ダンスフォーウィン(16番人気)

      3連単  4-9-16  1001530円

   年間投資 532600    回収 213370

                      (回収率40.1%)

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2007年12月30日 (日)

10・11・12月のお芝居

忘れてましたね。完全に。3ヶ月で2本しか見てなくて、観たいお芝居もあったように思うけどなにせ忙しくて気分転換という感じじゃなかった。競馬のブログで手一杯だった。

昭和クエスト(池袋芸術劇場中ホール)

                作 木和語   演出 三宅裕司

ご存じ三宅裕司率いるSETの第45回本公演。ものを大事にしない現代の子供たちに昭和の時代をゲームで体感してもらい自立を促すというお話。三宅裕司が言っていたけど現代の子供たちは物の価値判断を他人の評価を基準にして考えているので愛着というものがない。だからほとんどなんでも使い捨てで、その結果自分で価値判断が出来ない自立出来ない子供が増えていると。たしかに結構な値段のものでもポンポン買い換えて新しい物を追い求める。昔だったら考えられないことだ。それが自立出来ないことにつながるかどうかはさておき、安心して笑えた。グループサウンズあたりの昭和30年代中心だったのでちょっとピンと来ないこともあったけど単純に面白かった。★★☆☆☆

海と日傘(あうるすぽっと)

                作 松田正隆   演出 高瀬久男

あうるすぽっとの柿落とし公演の第3弾。ある売れない小説家とその妻のお話で、病弱だが一生懸命良き妻を演じようとする妻役に竹下景子、夫役に平田満という実力派コンビのお芝居。特に竹下景子がよかった。自分が病弱で迷惑をかけている後ろめたさを抱えつつけなげにつくす妻を全編熊本弁で好演。平田満も、もう夫婦関係に疲れてはいるが何とかしようというジレンマを物静かだがうまく表現してた。最後に妻が亡くなってしまうシーンでは現実的だがどこか幻想的な演出で引き締まった作品になっている。NHKが撮影に来ていたのでそのうちBSか教育TVでやると思うのでまた観たい作品だ。★★★★

心に余裕がないと前頭葉に語りかけるような物は入ってこない。ので、来年は余裕があればまた映画なりお芝居なりを見に行こうと思っています。

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2007年10月 3日 (水)

9月のお芝居

『HERO』見たけど。すごい役者ばっかりなのに映画としてのスケール感を感じない。フジテレビさんどうせなら監督を外に頼んだらどうでしょう。映画の松たか子は色気ない。

ロマンス(世田谷パブリックシアター)

              作 井上ひさし  演出 栗山民也

チェーホフは医者だったんだ。こまつ座・SISカンパニーの2ヶ月ぶち抜き公演『ロマンス』。超豪華キャスト。チェーホフには生瀬勝久・段田安則・井上芳雄・木場勝己。チェーホフの妻には大竹しのぶ。妹には我らが松たか子。キャスティングだけでも一見の価値あり的なお芝居だ。お話はチェーホフの生涯。チェーホフの作品は『櫻の園』くらいは見ているけどはっきり言ってピンとこない。こないどころかさっぱり面白くない。でも演劇の巨匠ですからわからないなんていったら馬鹿にされます。でも、井上ひさしの『ロマンス』は面白かった。まぁ歌のシーンはさておき、どこまでが演出でどこからがアドリブなのかわからなかった。演出で笑ったのか楽屋落ちで笑ったのかわからん。やられた。おそらく、おそらくすべて演出でしょう。今回の松たか子はなんだかほんのり色気があってよかったなぁ。30にもなったらやっぱり色気の一つも出なきゃ女優として伸びないぞと思っていた矢先だったので大変満足。★★★★

狐狸狐狸ばなし(本多劇場)

       作 北條秀司  演出 ケラさん(長いので省略)

トム・プロジェクトは結構見てる気でいたけど『カラフト伯父さん』だけだったか。トムって下條アトムのプロデュースだったなんて初めて知った。篠井英介とラサール石井は言うに及ばず、板尾創路に六角精児、廣川三憲と各劇団に戻れば看板背負ってる役者たちが集結。面白くない訳がない。お話はとある夫婦が騙し騙され狐と狸の化かし合いよろしくテンポのいい展開で笑わせてくれるドタバタ喜劇(なんと50年近く前の作品だったらしい)。ケラさんっぽくない演出だったように思うけど。途中までラサール石井演出だとばかり思ってた。笑えるお芝居はいいね。★★★☆☆

チケットが手に入らずWOWOWで見たのが『社長放浪記(伊東四朗生誕70周年記念)』。作・三谷幸喜。演出・三宅裕司。三谷作品にしては設定にかなり無理があったけど笑ったしちょっぴり涙した。お話はワンパターンでまぁそれがいいんですが・・・。

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2007年9月 1日 (土)

8月のお芝居

車の購入は予想以上に金がかかる。何とかなるだろうなんて軽く考えてたけど任意保険料金を払う段になって切迫してきた。ちょっとばかり給料が上がっても追いつかないぞこれは。

てなことで、諸々の趣味は縮小傾向になりそうですがお芝居はどうでしょうか。いつもは年間30本近く見ているわけですが、半分以下になりそうな予感です。料金の安い小劇場系を見て回るには体力が必要だし、かといって大きな劇場は料金が高いし。テレビ放送があるものは極力テレビで見て、厳選して劇場へ行きたいと思いましゅ。

年内ではあと4作品チケットがあるのでそれ以降はおとなしくしてましょ。

犬顔家の一族の陰謀(サンシャイン劇場)

               作・演出  いのうえひでのり

劇団☆新感線2007年夏休みチャンピオン祭りと題された言ってしまえばほんとにお祭りだが新感線オールキャストアンドゲストに金田真一耕助之介(決して「きんたまいち」とは読まない)役宮藤官九郎、長女役木野花。お遊び的お祭りにしては豪華キャストでうれしい限り。お話はというとこれはもう金田一シリーズの100%パクリ、最近では小劇場でもやらないような崩壊型ドタバタで徹底した学芸会スタイル。しかし、こんなのが見たかったんだよ。こんなのを待ってたんだよ、たぶん。お芝居の基本ここにきわまれりって感じ。お芝居もすたりはやりがあって最近は自己中心型が流行りですが、やっぱり見てもよくわかんないものより頭空っぽで笑えるものが好きだなぁ。観劇後なるほどぉ~なんて思わなくてもいいんです。あ~面白かったと思えるものが本来のお芝居ではないでしょうか。今は・・・。★★★★

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2007年8月 9日 (木)

7月のお芝居

7月は4本。

砂利(かめありリリオホール)

          作  本谷有希子    演出  倉持 裕

ダンダンブエノの第6弾、今回のゲストは坂東三津五郎。歌舞伎の屋号は大和屋で日本舞踊の坂東流の家元。超大物だが現代劇では新人といってもいいかもしれない。はたしてどんな演技を見せるのか、しかも作が本谷って・・・、起伏の少ないお芝居になることは明白で役者としての力量を問われることになるぞ。が、心配することはなかった。そりゃそうだ、プロだもん。それともあてがきだったか。とにもかくにも薄い役に存在感を与えたのは三津五郎の力量と言っていいでしょう。本谷-倉持ラインを克服。★★★☆☆

歌の翼にキミを乗せ(新国立劇場小劇場)

          作  羽原 大介   演出  杉田 成道

羽原はパッチギやフラガールの脚本で知られていますし演出の杉田は言わずと知れた北の国からのディレクターであります。どちらも映像の人なのではずれ覚悟で出陣。それもこれも観月ありさ初舞台とチームナックス安田顕が出るからであります。お話はというと太平洋戦争末期のサイパンの近くのテニアン島での義理の兄妹の恋愛話。着物姿の観月ありさは正直失敗かと思うがなかなかどうしてお芝居はお上手でオッケーでありますが問題はヤスケンだ。完全に西村雅彦のかませ犬になってました。いいとこなしの役どころで出番は多いのに見せ場もなく寂しい限りだった。★★★☆☆

The  Hit  Parade(ル テアトル銀座)

         脚本  鈴木 聡    演出  山田 和也

フジテレビで放送したワタナベエンターテインメント渡辺晋物語の舞台版。ザ・ピーナッツからキャンディーズくらいまでの懐かしソングが満載のミュージカル仕立て。主演はネプチューンの原田泰造、妻役は実力ナンバーワンの戸田恵子。ザ・ピーナッツは堀内敬子と瀬戸カトリーヌ。特に堀内敬子は劇団四季出身だけあってか歌も踊りもうまいったら、新しい一面を見た。一発でファンになっちゃいました。当日券を釈迦力になって売ってたのが気になった。客入り悪かったのかなぁ。★★★☆☆

ひーはー(本多劇場)

               作・演出   後藤 ひろひと

ご存知 Piper の結成10周年記念作品。パイパー5人が久しぶりに全員集合アンド楠見薫、平田敦子に加え水野美紀。幕が上がってから水野美紀が出てることに気づいてちょっとビックリ。最近水野美紀ばっかり見てるような気がする。いつも言うけどがんばれ水野美紀、そしてもうちょっと大人になれ。それはいいとして後藤ひろひとはやっぱり面白い。3年前のスプーキーハウスの続編だったため劇中の家族構成などの説明がなく、生粋のファンはすぐわかったのだろうが前作を観てなかったから少々面食らったがそれが最後まで尾を引いた。後日DVDで前作を見てかなり面白かったことを再認識。★★★★

チケットが手に入らなかったHONORがWOWOWで放送された。やっぱりあの5人はお上手です。が、だんだんわかってきたぞ。森崎は勢いキャラ、安田はボケキャラ、音尾は若かキャラ(?)、大泉はつっこみキャラで唯一佐藤はオールマイティなのだ。というキャラ配置だとハズレはない。前作のCOMPOSERよりは上か。★★★☆☆

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2007年7月 7日 (土)

6月のお芝居

6月は小劇場3本立て。

しかしもう小劇場は体力的に無理です。痛感しました。

ワンマン・ショー(シアタートラム)

                    作・演出  倉持 裕

4年前の岸田戯曲賞に輝いたPPPP(ペンギンプルペイルパイルズ)作品の再演。見ていなかったので小劇場だったががんばって見に行った。ひきこもりの主人公の周りで次々にあり得ない事件が起こり結局はその主人公の妄想だったという言ってしまえば単純明快なストーリーなのだが展開が巧みで最後の最後まで分からない仕組みになっている。だが前半で気付いた。出てくるキャラクターがなんか似た思考で行動しているように思えたからだ。おそらく狙いだろうことは分かったけど最後にやっぱりと、気持ちいいのだ。事務所を独立して半ば干されている水野美紀はがんばってる。負けるな。PPPPのぼくもとさきこが可愛く見えてくるから不思議だ。★★★★

「ノモレスワ。」(中野 ザ・ポケット)

                    作・演出  野坂 実

クロカミショウネン18の第11回公演。クロカミの追っかけなので小劇場だったががんばって見に行った。自分の浮気のせいで精神を病んでいる妻をタイムマシンで過去を変えて助けようとするが結局は精神を病んでたのは妻ではなく自分で、タイムマシンの話も妄想だったというよくあるお話。うん?ワンマン・ショーと同じか。しかしこれも芝居半ばで分かった。なぜならグダグダになりそうな展開を納めるにはどんなオチがあるかと考えたとき、たぶんこれだと推測できた。で、その通り、気持ちいいのだ。次回はついにお芝居の聖地?下北沢進出だそうで、ちなみに駅前劇場ではあるがこれから目指せ本多劇場!!★★★☆☆

少女とガソリン(ザ・スズナリ)

                    作・演出  長塚 圭史

阿佐ヶ谷スパイダース公演。大きい劇場が取れなかったのかどうだったのかなぜ今更スズナリなのかと疑問は残るが今やメジャー劇団の公演なので小劇場だったががんばって見に行った。しかも自由席なので立ち見はきついだろうと開場前からならんで一応体育座り席を確保。それから開演まで30分とお芝居が2時間40分だったので合計3時間10分微動だに出来ず体育座り。2時間半までは耐えたがそれから40分は地獄だった。そんなことはいいのだがお芝居は廃業になった酒蔵を復活させようとがんばる若者と差別に苦しむ人々のお話だがやはりキチガイじみた展開になり殺人が起こりしどろもどろで終了。絶対客の思うとおりにはならない長塚ワールド。年取ったか、疲れた。少女はアイドルのことでガソリンは酒のこと?★★★☆☆

6・7月は仕事が濃くて土・日は勉強会目白押しでストレス溜まりまくり。疲れもピークだ。どこまでがんばれるか、ここ2日は昼飯も抜きでやんす。連休が待ち遠しい。

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2007年6月 5日 (火)

5月のお芝居

五月は5本観劇、結構当たりが多かった。映画も何本見たかなぁ。予備知識ゼロで見た『バベル』は不確定性原理がテーマなのか。面白かったけど宗教がらみの映画かと思ってたから拍子抜け。菊地凛子の高校生役はちょっと無理があった。アカデミー賞はあまい。『ゲゲゲの鬼太郎』は最低だった。もっとおどろおどろしくなければならん。なんで興行成績がいいのか分からない。

何日君再来~イツノヒカキミカエル~(日生劇場)

              作 羽原大介    演出 岡村俊一

テレサ・テンをお芝居にしてみました的な感じかと思っていたら、なかなか深いお芝居に出来上がっていました。そもそもテレサ・テン自体よく知らなかったが、中国と台湾の狭間で翻弄された人だったのですね。そして中国の民主化運動にまで引っ張り出されて結局孤独に死んでいった。『時の流れに身をまかせ』を地で行くような人生だったのでしょう。時折流れるテレサの歌が非常にもの悲しくお芝居のアクセントになってた。ギャング役の黒木メイサはもっとがんばれ。中華料理屋の店員役は当初石川梨華と辻希美のダブルキャストだったのに辻ちゃんがあんなことになっちゃって、でも石川梨華うまい・・・と、思う。残念だったのはモーおたがいたことかな。コンサートじゃないんだからTPOには気をつけましょう。★★★☆☆

ドブの輝き(本多劇場)

           作・演出 松尾スズキ  宮藤官九郎

ひさびさの大人計画っぽい出来。『涙事件』、『えっくす』(映像)、『アイドルを探せ』の3本立て。エロくてグロくて一歩間違うと引きかねない構成なのだが妙に引きつける。一貫して社会的弱者(絶対放送には乗らない)を中心にしているのだが見ていくうちに普通の人と変わらないように見えてくる。頭の弱い人たちがいとおしい・・・という解釈でいいのかな。ちょっと気付いてしまった、平岩紙がかわいい(マニアック?)。松尾スズキ体調不良のため降板がショックといえばショックだったけど池田成志で充分でした。★★★★

藪原検校(シアターコクーン)

             作 井上ひさし   演出 蜷川幸雄

検校(けんぎょう)なんて階位が存在してたなんて知らなかった。いつから始まったかは不明だけど江戸時代に盲人の階級制度が当座頭で検校は一番上の位らしい。四官十六階七十三刻というらしく『座頭市』の座頭は一番下の位。仕事としてはあんまや詩吟などで家々を回っては半ば強制的に金をもらうというもので飢饉の青森から秋田へ大量に盲人がやって来るのを皆殺しにした事件などもあったらしい。お芝居では金と暴力で階位を登りつめて最後には哀れな死に方をする男の物語で、古田新太が好演。利用され殺される役の田中裕子が出番少なかったのがちょっと残念。『天保十二年のシェークスピア』もこの『藪原検校』も井上ひさし-蜷川幸雄ラインは非常に面白い。しかし差別用語ががんがん出てくるのでテレビ放送は出来ないでしょうね。★★★★★

狼少女伝説TOH(銀河劇場)

          作 妹尾匡夫   構成・演出 三宅裕司

狼に育てられた少女が日本のテレビ業界で巻き起こすドタバタコメディ。ご存じ熱海五郎一座の第2回公演。今回のゲストは南原清隆だったが役者としてはどうだろう。三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博ら舞台のスペシャリストから比べると・・・だ。このそうそうたるメンバーの中でもアズマックスはうまい。三宅裕司や伊東四朗のいう軽演劇とはなんぞや。と、いまさらながら思う訳ですが、アドリブ的な演出をいうのでしょうか、あまり重いテーマは無しって事でしょうか。よくわからないけど頭空っぽで見れるから楽しい。それか!!★★★☆☆

犬は鎖につなぐべからず(青山円形劇場)

  作 岸田國士

      潤色・構成・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ

昭和初期の劇作家にして文学座を作った人。岸田戯曲賞でも知られる岸田國士の戯曲数編をケラさんがつなげてアレンジ。『犬は鎖に・・・』『隣の花』『驟雨』『紙風船』『屋上庭園』『ここに弟あり』『ぶらんこ』『カライ博士の臨終』もっとあったかも。これが違和感なく一本の作品として成立してる。近代日本演劇はこの岸田國士と井上ひさしが作ったと言っても過言ではないそうな。そう言えば井上ひさしもシェークスピアをつなげた『天保十二年のシェークスピア』を書いてた。井上ひさしの新作『ロマンス』へのオマージュか。もしやそんなポジションを狙ってるかケラリーノ・サンドロヴィッチ。ともあれナイロン100℃は最高だ。青山円形劇場の一番前の席だったので新谷真弓や村岡希美が目の前でそりゃもう大満足。緒川たまきは背高い、びっくり。大正時代の口語調がひどく気にいってしまった。が、うまく使えない。★★★★★

そう言えばテレ朝のドラマ『時効警察』をケラさんがやってるんだ。ナイロン総出演で非常に面白い。のだが、最近気付いた。まだ三話くらいしか見たことない。テレビ大好きっ子としては非常にくやしい。

ケラさんがやったのは1話だけ?よく分からないが舞台役者が大量に出ていて楽しいことは事実だ。

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2007年5月 1日 (火)

次回・・・。

4月のお芝居は結局1本も見なかった。面白そうなものがなかったこともあったが、なんだかんだで忙しくて映画1本のみとなった。

東京タワーを見た。

もういろんなメディアでやり尽くされてちょっとうんざりぎみだったが松たか子が出るので義理?で見に行った。

ところが意外とオダギリジョーがいい味出してたのだ。それに樹木希林と内田也哉子親子がよかった。似てる。当たり前だけど。特に内田也哉子が雰囲気出てて4・50年前の女性を好演。そのころのひっぱりがあったから現代のオダギリジョーの演技が光ったとも言える。が、途中ぼんやり5分くらい寝てしまってしかもなんか寝言言っちゃってたみたいで非常に恥ずかしい思いをしてしまった。初体験!

次回の競馬予想は土曜日の昼頃になる予定です。

それではゴールデンウィーク満喫計画再始動!!

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2007年4月 1日 (日)

3月のお芝居

3月は3本。チームナックスはあきらめた。なぁに落ち込むことはない、半年もすればDVDで発売になるでしょう。映画はなにか見たような気がして考えてたけど見てなかったようだ。ゴールデンウィークは面白そうな映画が何本かあるから楽しめそうだ。

悩み多き者よ(シアタートップス)

    作 水谷龍二    演出 田村孝裕(ONEOR8)

会社も違う家族環境も違うが唯一年齢がいっしょという3人が

人間ドックで知り合い、その後何度か会う度にサラリーマンの

哀愁を再確認していくお話。ラサール石井、小倉久寛、山口良

一の3人がいい味出してる。2年前の『なかよし』ではベンチャ

ーズ、そして今回はフォーク・・・・だったっけ、結構3人とも演奏

がお上手で・・・・それはいいとして、最後におぐちゃんがリストラ

されて雨がザァーっと降ってくる演出にはちょびっと泣けた。

                              ★★★★

僕たちの好きだった革命(シアターアプル)

        企画原案 堤幸彦   脚本演出 鴻上尚史

学生運動盛んなりし頃、事故で昏睡状態になった主人公(中村

雅俊)が現代によみがえり高校に入り直してやる気のない最近

の若者を変えてゆくという言ってみればSFにはよくあるべたな

お話ですが、中村雅俊が昔の青春ドラマそのままにピッタリは

まっててすんなり入り込んできた。狙い通りといったところでしょ

うか。でも現代のやる気のない子供たちの親があの頃高い理

想を掲げて学生運動に明け暮れていた青年たちなのだ。実は

現代の親たちに対する警鐘だったんでしょう。劇団第三舞台の

大高洋夫、長野里美は相変わらず安定感抜群で、初舞台?の

片瀬那奈も高校生役を熱演、よかった。     ★★★★

橋を渡ったら泣け(シアターコクーン)

        作 土田英生   演出 生瀬勝久

豪華メンバー!!大倉孝二(ナイロン100℃)、奥菜恵、八嶋

智人(カムカムミニキーナ)、小松和重(サモ・アリナンズ)、六

角精児(劇団扉座)、戸田恵子、鈴木浩介(青年座)、岩佐真

悠子。実はどうしても抜けられない送別会があって開演1時間

10分してから劇場入り、近未来に戦争かなにかがあり8人だ

けが小さな島に生き残りそこでもやはり人間の見にくい争いが

起こるというお話・・・だろう。みなさんお上手でなんの不満もな

いはずなのだが途中からだとやっぱりよくわからずおまけに酔

って走って来たから息も絶え絶えさっぱりあかん。DVD発売ま

で待ちましょう。                   ☆☆☆☆☆

4月は1本も予定無しだ。なんかふらっと行こうかな。

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2007年3月 5日 (月)

2月のお芝居

先日周防監督の新作『それでもボクはやってない』を見てきました。『Shall  we ダンス?』以来11年ぶりということでかなり期待して見に行った。しかし、ドキュメント映画なのか?エンターテイメントはどこ行った。これが練りに練った回答なのか。お金を取って見せるようなものになってない・・・ように思う。『ファンシイダンス』『シコふんじゃった』『Shall  we ダンス?』と続いた傑作がかすんじゃうよ。使命感が先に来て映画本来の使命を忘れてる。本末転倒。私見ですけど。

ひばり(シアターコクーン)

        作 ジャン・アヌイ     演出  蜷川幸雄

15世紀イギリスとフランスの百年戦争の終結に一役買ったと

言われるジャンヌ・ダルクのお話だ。神からの啓示を受けて戦

争に参加するところから火刑になるまでを裁判と言うかたちを

通して描いたもので、実はジャンヌ・ダルクが現在のように英

雄扱いされたのは没後300年以上も経ってからのようでほん

とはどのくらいフランスに貢献したのかは定かではないようだ。

日本で言ったら坂本龍馬っぽい。それはいいとして自分の信

じるもの、自分の信念に忠実に生きる女性を松たか子が相変

わらず好演。ほんとに安定感がありうまいと思う。ただ役所が

かたくなに信念を通そうとする融通の利かない役なのであんま

り可愛くない。クラスや会社に一人はいる空気の読めないやつ

がジャンヌ・ダルクなのか。火刑もやむなしと思ってしまった。こ

れって正しい判断かどうかわからないけど。

そろそろベタな女性役が見たいです松たか子様。★★★

2月はこれ1本。チームナックスの『HONOR』は結局チケット手に入らず(オークションでは3倍くらいに高騰してる)、ダメもとで当日券に並んでみようかと思っております。

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